漢検2級の勉強を始めようとするとき、なんだかワクワクしていますよね。
そして、漢検公式テキストなどを購入して、いきなりスタート!
でも、それはちょっと待ってください。
どんな試験でも、最初の一歩は「まず敵を知ること」です。
「敵」という言葉はちょっと過激ですが、つまり、「どんな試験なのか、その試験のあり方をしっかり掴むこと」が肝心です。
試験のジャンルと配点、選ぶべき推奨テキスト2冊、当日の持ち物、解答用紙の文字の大きさ、採点のルール etc.。
これらをしっかり理解した上で、過不足のない準備をすること、これがポイントなんです。
この前準備をするだけで、合格までの道筋がはっきりと見えるばかりか、合格の可能性が飛躍的に高まるでしょう。
ところで、70歳になった私は、20年前に合格した漢検2級を再受験しようとしています。
そのあたりの経緯は次の記事に委ねます。

要するに、いま、本記事の読者であるあなたにお伝えする「漢検2級合格のポイント」ですが、それは20年前の体験だけではなく、リアルタイムに今私がやっている体験を含めて普遍化してお届けします。
それでは「漢検2級合格のポイント」最初の記事、スタートです!
- 漢検2級の試験構造(ジャンル・配点)と、知っておくべき時間感覚
- 合格に向けて最初に買うべきテキスト2冊の選び方と使い方
- 試験当日の持ち物・筆記具の選び方・解答用紙のサイズと採点ルール
準備 ①:試験の構造を知る
漢検2級は、出題ジャンルが9種類、合計200点満点の試験です。
どのジャンルで何点とれるかを最初に把握しておくだけで、勉強の優先順位がまったく変わってきます。
まずは試験の全体像をしっかり確認しましょう。
ジャンルと配点の全体像
漢検2級の出題構成は以下のとおりです。
漢字検定協会が公式に公表している情報をもとにまとめています。
| 読 み | 1点 × 30問 | 30点 | ||
| 部 首 | 1点 × 10問 | 10点 | ||
| 熟語の構成 | 2点 × 10問 | 20点 | ||
| 四字熟語 | ||||
| - 書き取り | 2点 × 10問 | 20点 | ||
| - 意 味 | 2点 × 5問 | 10点 | ||
| 対義語・類義語 | 2点 × 10問 | 20点 | ||
| 同音・同訓異字 | 2点 × 10問 | 20点 | ||
| 誤字訂正 | 2点 × 5問 | 10点 | ||
| 送りがな | 2点 × 5問 | 10点 | ||
| 書き取り | 2点 × 25問 | 50点 | ||
| 全120問 | 全200点 | |||
合格ラインは、漢検2級の場合、「80%程度」と、漢検公式テキストなどに明示されています。
つまり、漢検協会は「合格基準は検定回によって多少変動することがある」と公式に説明しています。
目安としては「漢検2級の合格点は160点以上」と捉えておきましょう。
「書く問題」が65%という衝撃の事実
上に掲げた表をよく見てください。
「書き取り(50点)」「四字熟語(30点のうち書く部分)」「対義語・類義語」「同音・同訓異字」など、漢字を手書きする問題が、配点ベースで全体の約65% を占めています。
「読めるけど書けない」という状態では、合格は難しいです。
つまり、漢検2級は、読む試験ではなく、書く試験です。
この認識を最初から持っておくことが重要です。
これにより、何が重要であるかを、もう一段考えてみます。
それは・・・
- 漢検2級の勉強プロセスにおいては、実際に筆記具(下記で示すシャープペンシルです)で漢字を書くことを実行すること
1問あたり30秒という時間感覚を今から意識する
次に、制限時間と問題数に注目してみましょう。
漢検2級の試験時間は60分、問題数は120問です。
単純計算で、1問あたり30秒で解く必要があります。
見直しの時間を考えると、1問あたり15〜20秒となります。
「わかる問題をすばやく解いて、わからない問題はとばす」という試験運びが、本番では欠かせません。
勉強の段階から、スピードを意識する習慣(1問あたり15〜20秒で解く)をつけておくことをおすすめします。
準備 ②:買うべきテキスト2冊を知る
テキスト選びで迷っている時間は、もったいないです。
漢検2級には、「これを使えば間違いない」という定番の組み合わせがあります。
私がAIとも議論しながらたどり着いた結論は、メイン1冊+公式過去問1冊の2冊構成です。
その理由と使い方を説明します。
なぜ2冊に絞るのか・なぜこの2冊なのか
書店やAmazonで「漢検2級」と検索すると、テキストは数十冊ヒットします。
しかし、あれこれ買い込むのは逆効果です。
合格のために効果的な1冊を繰り返すほうが、圧倒的に定着します。
メインテキストは「体系的に学べるもの」、過去問は「本番形式で実力を測るもの」という役割分担が明確な2冊を選ぶのが、最も効率的な構成です。
ちなみに、私が20年前の漢検2級受験で購入したのも2冊でした。
この過去の経験(私以外にも複数人がテキスト2冊で合格しました!)から、その有効性は正しいと断言させていただきます。
そして、現在、私の漢検2級リベンジ開始1ヶ月、2冊を購入し、効果性を実感しています。
- 効率的・効果的に漢検2級合格を掴むためには、テキストを絞って徹底的に繰り返す!
【メイン】ナツメ社『漢検マスター2級』がベストな理由
メインテキストとしておすすめするのは、ナツメ社の『漢検マスター2級』です。
このテキストの最大の特徴は、過去問題の頻出を分析した上で、9の出題ジャンルごとにA・B・Cの3レベルで問題が分けられている点です。
- Aレベル:漢検試験で一番よく出る問題(最頻度問題)
- Bレベル:合格に大きく近づく頻出問題
- Cレベル:満点を目指せる問題
全9ジャンルに対応しており、試験範囲を網羅しています。
まず、Aレベルで基礎を固め、Bで合格基準を固め、Cで高得点に挑む、という段階的な学習ができます。
繰り返し学習に適したテキストです。
【サブ】漢検公式『過去問題集』の3つの使い方
2冊目のお薦め、サブテキストはこれです。
漢検公式の『漢検2級 過去問題集』は、単なる「仕上げ用教材」ではありません。
私は次の3つのシーンで活用することをおすすめしています。
- シーン1:勉強開始前〜現在地の確認
- 漢検2級の勉強をスタートする前に、まず1回分の過去問を、実際の試験時間60分通りのなかで解いてみてください。「今の自分が何点取れるか」という「今の自分の能力」を把握することが、勉強計画の出発点になります。
- シーン2:2週間毎〜進捗の確認
- 勉強がスタートして、2週間毎に、別の1回分を解いて、点数の変化を確認します。どのジャンルが伸びて、どこが弱いままかが明確になります。そのフィードバックを今後の勉強の強弱に応用しましょう。
- シーン3:試験直前2週間〜実戦演習
- 本番と同じ60分、同じ問題用紙サイズ、同じ解答用紙サイズで解く練習を繰り返します。時間配分の感覚と、解答用紙への書き慣れが身につきます。このテキストは13回分の過去問がありますが、直前はこの過去問テキストを2巡するくらいやってみましょう。
2冊のテキストをどのくらいやれば合格できる?
漢検2級テキストをどのくらい繰り返しやれば合格できるでしょうか。
それぞれ、もともとの漢字の素養に違いがあるので一概には云えません。
メインテキストの使い方はこんな感じです。
具体的に書きますね。
- Aレベル、Bレベル、Cレベルの順で、1巡させる。
- 基本、テキストに書き込みせず、紙やノートに解答を書いていきます。
- そして、間違った設問には、レ点を書いておきます。
- 2巡目は、A、B、C、それぞれのレ点だけを解く。
- 間違った設問には、2つ目のレ点を書いておく。
- 3巡目は、もう一度、A、B、Cの全問で一巡する。
- 新たに間違った設問には、レ点を書いておく。
- 以前のレ点があるものの正解した設問は、レ点を二重線で消しておく。
- 4巡目は、A、B、C、それぞれレ点が1個でもあるものだけを解く。
- 間違った設問には、レ点を書いておく。
- 正解した設問のレ点は消さない。
- 5巡目は、もう一度、A、B、Cの全問で一巡する。
- 新たに間違った設問には、レ点を書いておく。
- 以前のレ点があるものの正解した設問は、レ点を二重線で消しておく。
- 6巡目は、A、B、C、それぞれレ点が1個でもあるものだけを解く。
- 間違った設問には、レ点を書いておく。
- 正解した設問のレ点は消さない。
- 7巡目は、もう一度、A、B、Cの全問で一巡する。
- 新たに間違った設問には、レ点を書いておく。
- 以前のレ点があるものの正解した設問は、レ点を二重線で消しておく。
以上は例です。この通りにやらなくてもいいですが、説明として具体的に書きました。
この事例の場合、7巡目でレ点が全て消えれば、あなたは間違い無く「漢検2級合格点」を突破できる力が付いたといえるでしょう。
もし、7巡目でレ点がゼロにならない場合は、同じことを繰り返す。
こんな感じで繰り返しましょう。
このやり方で10順目、12順目くらいには、レ点がゼロになるかもしれませんね。
もしだめでも焦らなくてOK。
こつこつやれば、必ず、レ点がゼロになるでしょう。
老婆心…
ときどき「本は綺麗に扱う」「書き込みなどはしない」という方がいます。
そのポリシーを否定するつもりはありません。
ただし、殊(←この字、試験にでます・笑)、漢検2級テキストにおいては、ボロボロになるまで書き込みしてください。
ボロボロになればなるほど、あなたの漢検2級合格は近づくからです(^_^)/
実本とKindle版、どちらを買うべきか
ところで、漢検テキストは、どれも実本(紙ベースの本)と電子書籍版があります。
どちらかを選ぶという場合、結論から言うと、どちらも実本(紙)をおすすめします。
理由は明確です。
前述した繰り返しのなかで、簡単にレ点を付けることができるのは実本だからです。
また、実本ならば、外出した際にも、鞄に入れておけば、いつでもどこでも勉強が簡単にできます!
ところで、私自身、とある目的があり、どちらのお薦めテキストも、実本とKindle版の両方を購入しました。
このあたりは、別記事にてお話する予定です。
準備 ③:試験の持ち物と最適な筆記具を知る
試験当日に「あれを忘れた」は許されません。
漢検協会が公式に案内している持ち物を事前に確認し、筆記具も本番用のものを揃えておきましょう。
70歳の私は、20年前の受験時のことは忘れてしまいましたので、AIと議論(壁打ち)して選んだ筆記具の組み合わせを、あわせてご紹介します。
考え方は、これです。
- 本番で使う筆記具等のツールで、最強と思われるものを勉強スタート前に準備して、これからの勉強はそのツールを使って勉強する。
漢検公式Q&Aが明記している持ち物リスト
漢字検定協会の公式サイト等に掲載されているQ&Aをもとに、必要な持ち物を整理します。
【試験当日必須の持ち物】
★以下、公開会場での受験を前提に記します。
- 机の上において良いもの
- 受験票(必須!)
- HB〜2Bの鉛筆またはシャープペンシル
- ボールペン、サインペン、万年筆は不可
- 消しゴム 2個
- カバーなどは外しておく
- 落とした場合を考慮して2個
- 身につけて良いもの
- 腕時計
- 会場の時計が見えにくい場合あり
- 必要ならメガネ
- 腕時計
- その他
- スマホ
- 不可(電源オフで鞄に入れておく)
- スマホ
漢検協会の公式案内は受験票にも記載されていますので、当日前に必ず確認してください。
シャープペンの芯は「B」が正解。その理由
漢検の解答用紙は、光学式の機械(スキャナー)で自動読み取りされます。
そのため、薄すぎる字は読み取りエラーになる可能性があります。
漢検協会の公式案内では、HB・B・2Bの鉛筆またはシャープペンを指定しています。
私のおすすめはBです。
HBよりしっかり濃く書けて、2Bほど手が汚れない。
バランスのよい選択ならBというわけです。
70歳がAIと議論して選んだ筆記具3点
私がAIとのやりとり(壁打ち)を通じて最終的に選んだ筆記具の組み合わせをご紹介します。
「書きやすさ」「疲れにくさ」「濃さ」の3点を重視して選びました。
以下がベストというわけではありません。
実際、私は漢検2級勉強リスタート前に、以下のものをアマゾンで入手して、それで現在の勉強にも使っています。
もちろん、本番でも同じものを使います!
① PILOT ドクターグリップ Gスペック 0.9mm
AIに3点候補を挙げてもらって、そこから、壁打ちをしながら1つに絞りました。
グリップが太く、長時間書いても疲れにくい設計です。
0.9mmという太めの芯径は、解答用紙の大きめのマス目にちょうど合います。
70歳の手には、細いシャープペンよりもずっと書きやすいです。
それから、私はこれまでも日常でシャープペンシルを使ってきましたが、0.5mmを使っていました。
筆圧強めの私は、書いていて芯がボロボロ折れてしまうのに閉口していました。
このペン、もう1ヶ月以上使っていますが、一度も芯が折れることなく、持った感じやバランスが良く、買って正解!
なので、お薦めできます。
② ぺんてる アイン(芯)0.9mm B
芯も、AIに3つの候補を出してもらって、そこから壁打ちで1つに絞りました。
ドクターグリップに合わせる芯はこちら。
0.9mm・Bという組み合わせで、適度な濃さと折れにくさを両立しています。
③ ぺんてる アイン06ブラック消しゴム(2個持参!)
これも選定プロセスは、シャープペンシルや芯と同じく、AIとの壁打ちで。
消しゴムは、きれいに消えることが最優先。
このタイプは消しかすがまとまりやすく、解答用紙を汚しにくい。
試験中に消しゴムが足りなくなるケースもあるので、2個持参をおすすめします。
準備 ④ 解答用紙の文字サイズを知る
漢検2級の解答用紙は、想像よりずっと大きいです。
この事実を知らずに勉強を続けると、いざ本番で「思ったよりマス目が大きくて戸惑った」という事態になりかねません。
事前に把握して、本番と同じ条件で練習しておきましょう。
実際の問題用紙 & 解答用紙はA3サイズ!
漢検の問題用紙、解答用紙はA3サイズ(297mm × 420mm)です。
一般的なノートやプリントのA4サイズの、ちょうど2倍。
その分、解答のマス目もそれに合わせて大きめに設計されています。
普段からA4サイズの紙に書き慣れている方は、本番で「マス目が大きくて字が安定しない」と感じることがあります。
事前に解答用紙のサイズ感を体感しておくことが大切です。
マス目に合わせた「大きな文字」で、正しく書く練習をする
書き取り問題のマス目は、A3サイズの用紙に合わせた大きさです。
普段の練習でA4用紙に小さく書いていると、本番で字のバランスが崩れることがあります。
練習のときから、マス目いっぱいに、大きくはっきりと書く習慣をつけておくことをおすすめします。
また、機械で読み取られるため、丁寧な楷書で書くことが採点上も重要です(詳細は準備⑤で説明します)。
セブンイレブンでA3印刷する方法
さて、前述のお薦めテキスト、漢検公式の『漢検2級 過去問題』にはA3実物大の解答用紙が添付されています。
過去問を解く際には、本番になれるという意味でも、この実物大解答用紙を使いましょう。
ただし1つしか付いていないので、これをコンビニなどで必要枚数コピーしましょう。
セブンイレブンのマルチコピー機を使えば、A3サイズの印刷が1枚10円(白黒)でできます。
なお、解答のほうも、この『漢検2級 過去問題集』の見開きをコピーして、A3サイズにして使いましょう。
実際に、A3の問題用紙とA3の解答用紙を机に置くと、結構な場所を取ることがわかります!
私は自宅で、この本番サイズの問題用紙と解答用紙を使って、定期的な進捗確認のために試験をしています。
実際やってみると、いろんなことがわかります。
一つだけ、書きます。
9ジャンルのなかで、誤字訂正というのがあります。
それは短文を読んで、間違った字(1字)を解答用紙に書き、正しい字(1字)を書くというものです。
この2つがセットで正しければ2点ゲット。
私はある過去問でこういうことがありました。
あ、この字が違うよね。
それは分かって、正しい文字も書けました。
でも、間違った字に自信がない、つまり書けない。
自信がなくても、フツーなら書いてある字を転記するだけですよね。
しかし、私は視力が悪く、A3サイズの問題用紙から、その字を読み取ることができませんでした。
視力が悪く解像度高く視認できなかったのです。
つまり、視力が悪い場合は、しっかり矯正したメガネが必要だということです。
問題用紙はA3でサイズは大きいですが、人によってはそれでも、文字が読み取れない場合がある・・・ということです。
以上のことなでも含め、普段から、実物大サイズ(A3)でやっておくことを強くお薦めします。
準備 ⑤:採点のルールを知る
漢検2級の採点は、人間の目だけでなく、機械(スキャナー)による自動読み取りも組み合わせて行われます。「
なんとなく読める字」では通用しません。
採点のルールを正しく理解しておくことが、勉強の方向性を決める上でも重要です。
楷書で丁寧に・くずし字は不正解
漢検の採点では、楷書(かいしょ)で丁寧に書かれた字が正解の基本です。
行書(ぎょうしょ)や草書(そうしょ)のようなくずし字は、たとえ読めるとしても不正解とされます。
漢字を速く書こうとして、筆順や形を崩してしまうのはNGです。
普段の練習から、楷書で丁寧に書く習慣を徹底してください。
そして、漢字を書くときの大前提なのですが、正しい漢字(正しい書き方)をしっかり覚えるということです。
人それぞれですが、結構、漢字を間違えて記憶していることがままあります。
例えば、「募集」の「募」と「寡黙」の「寡」。
ちょっと似通っていますが、大きい違いが分かりますか?
「募」は下の部分が「力」なんです。
一方、「寡」は「力」ではな、形でいうと「刀」ですかね。
こういう細かい点をしっかり覚えましょう。
もちろん、暗記じゃなくて、書いて覚える、身体に覚えさせるということです。
機械で読み取れない字は不正解になる
前述のとおり、解答用紙は機械で読み取られます。
薄すぎる字、はみ出した字、ぐちゃぐちゃに書き直した字は、機械が正確に読み取れない場合があります。
- 芯はB以上の濃さを使う
- マス目の中に、はっきりと書く
- 修正は丁寧に消してから、きれいに書き直す
この3点を意識するだけで、読み取りエラーによる失点を防ぐことができます。
複数解答・旧字体のルール
漢検2級では、いくつか知っておくべき解答ルールがあります。
- 複数の正解がある問題
- 一部のジャンルでは、複数の解答が認められる問題があります。ただし、解答欄に複数の字を書いた場合、正解が含まれていても不正解となる場合があります。解答は1つに絞ることが原則です。
- 旧字体について
- 旧字体(例:「學」「國」)は、問題によって正解・不正解の扱いが異なります。現代の標準字体(常用漢字表に基づくもの)で答えるのが基本です。漢検公式の過去問題集には、正解の字体が明示されているため、それに従って学習することが最も確実です。
出典は「漢検公式・過去問題集」。これを買う価値がここにもある
以上、試験解答するにあたって、重要な事項をいくつか抜粋しました。
なお、採点のルールについての正確な情報は、漢検協会の公式サイトおよび、公式の過去問題集に記載されています。
漢検公式以外の市販のテキストによっては、解説が簡略化されていることもあります。
ところで、お薦めテキストの2番目、漢検公式『漢検2級 過去問題集』には、冒頭、13ページにわたって、「漢検受験 Q&A」が出ています。この章で書いたことをもう少し具体的にしっかり書いてあります。
ハッキリいいますけど、この「漢検受験 Q&A」は、漢検勉強をスタートする前に必読すべき情報です。
そして、ときどき見返すことも重要だと思います!
この点からも、漢検公式『漢検2級 過去問題集』は必須のテキストです。
まとめ
漢検2級の合格率は約25〜30%だそうです。
つまり、3〜4人に1人は受かる。
これを多いと見るか、少ないと見るか…。
でも、心配する必要はありません。
この記事で掲げた準備1〜5をしっかりやって、メインの推奨テキストを繰り返せば、合格は十分可能です!!!
もう一度、5つの準備を列挙しますね。
- 準備 ①:試験の構造を知る
- 準備 ②:買うべきテキスト2冊を知る
- 準備 ③:試験の持ち物と最適な筆記具を知る
- 準備 ④ 解答用紙の文字サイズを知る
- 準備 ⑤:採点のルールを知る
ここで「知る」「知る」・・・と5つ重ねました。
「知る」とは、内容を認識し、理解し、それを実行するということです。
言い換えると・・・
試験の構造を知り、正しいテキスト2冊を選び、適切な道具を揃え、本番と同じ環境で練習する。
この準備をしているかどうかが、大きな差になります。
とくに、私のようなシニアの方に特に伝えたいのは、「準備に時間をかけることは、決して遠回りではない」ということです。
準備を含めた土台がしっかりしていれば、勉強の効率は格段に上がります。
70歳の私がAIも活用しながら準備を整え直しているのも、そのためです。
次のステップは、テキストを手に入れたらすぐに、巻末の過去問を1回分、時間を計って解いてみることです。
それが「今の自分の現在地」を知る最初の一歩になります。
- 漢検2級は「書く問題」が全体の約65%を占める試験。読めるだけでは合格できない
- テキストはメイン1冊+公式過去問1冊の2冊構成が最も効率的
- 過去問は「現在地確認」「進捗確認」「直前演習」の3段階で活用する
- シャープペンはB芯・0.9mmが、解答用紙の自動読み取りと書きやすさの両面でベスト
- 採点は楷書が前提。くずし字・薄い字・複数解答は不正解のリスクがある


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